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リスブログ 2012年10月の記事

診療内容や日々感じた事を綴っています。

富士ドライケムIMMUNO AG1を富士市で一番早く導入しました。この分析装置はインフルエンザの早期発見に役立ちます。通常のインフルエンザ迅速キットより感度が高いため、発症初期でもインフルエンザウイルスを検出できる可能性があります。

富士市内もインフルエンザ発生が確認されております。発熱や咳嗽など気になる症状のある方は早めの医療機関受診をおすすめします。

メニエール病の発作予防に中耳加圧治療(米国)があります。この治療には専用刺激装置と鼓膜換気チューブ挿入術が必要です。しかしこの装置、日本では未承認のため治療で使うことが出来ません。

滲出性中耳炎の治療に使われていた鼓膜マッサージ機が、内耳に圧を伝達することができます。使用目的が違いますが、この装置を使うと、中耳加圧療法と同様の治療効果が得られます。

特定の果物や野菜を摂取した数分後に、唇や口の中、のどが痒くなったり、腫れたりする場合があります。重症になると、のどの腫れにより呼吸が出来なくなったり、血圧が下がったりショックを起こすこともあります。

花粉症と関係のあるOASは主にカバノキ属・イネ科・ブタクサ属花粉です。

スギ・ヒノキ科花粉 メロン、パイナップル、キウイフルーツ、マンゴー、クルミ、ナシ、ナス

カバノキ属花粉 リンゴ、サクランボ、ナシ、プラム、キウイフルーツ、モモ、メロン、ニンジン、ジャガイモ、セロリ

ブタクサ属・ヨモギ属花粉  メロン、バナナ、スイカ、キウイフルーツ、ブドウ、イチゴ、マンゴー、ナッツ、ナス、ケノコ、ホウレンソウ、トマト、ゴボウ、セロリ、サトイモ、ライチ

ハンノキ属花粉 リンゴ、モモ、メロン、スイカ、ダイズ、キウイフルーツ、オレンジ、ヤマイモ、マンゴー、アボガド、ニンジン、セロリ、ジャガイモ、トマト、ナシ、ビワ、サクランボ

最近、患者数が増加しており、シラカンバ(ハンノキ)花粉症の42%、スギ花粉症の10%の患者さんがOASを発症するとの報告があります。

最近、RSウイルス感染症以外のクループ症候群も認めます。犬吠様咳嗽、嗄声、吸気性喘鳴など気になる症状がありましたら早めの受診をおすすめします。

症例は6ヵ月女児、咳嗽・鼻閉・吸気性喘鳴で当院を受診されました。RSウイルス、インフルエンザウイルスの迅速診断は陰性でした。鼻・のどの吸引と吸入により症状は徐々に改善しました。

写真は症例の初診時所見:喉頭電子スコープにより両側声門下の腫脹を認めました。(黄色い矢印)

迅速診断でインフルエンザ、RSウイルスが陰性でした。

小児の中耳炎で問題になる起炎菌は、肺炎球菌とインフルエン桿菌です。当院では抗生剤投与後も悪化していく急性中耳炎に対しては鼓膜切開術を行います。鼓膜切開時に出る排膿液中の肺炎球菌を迅速キットで調べています。肺炎球菌陰性の場合、インフルエンザ桿菌による感染を強く疑い、より感受性の高い抗生剤に変更しています。

症例は1歳2ヵ月の男児、前日に右急性中耳炎と診断し、抗生剤を処方しました。しかし中耳炎が悪化したため、鼓膜切開術を施行し、排膿液を肺炎球菌迅速キットで調べました。肺炎球菌陰性、インフルエンザ桿菌による中耳炎を考え抗生剤を変更したました。

写真は上から順に、右鼓膜所見:強い膨隆を認めた。

右鼓膜切開後の所見:出血と排膿を認めた。

肺炎球菌陰性

右鼓膜切開後1日目:強い膨隆は改善した。

右鼓膜切開2日目:鼓膜膨隆はほぼ改善した。

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