


大量に出血した場合、適切な止血処置が必要となります。鼻出血で一番多いのは鼻中隔前方(キーゼルバッハ)部位であり、止血処置がしやすいのですが、ときどき鼻腔後方などの出血に遭遇すると、止血処置が困難であり繰り返し出血することがあります。
写真は左鼻腔前方(キーゼルバッハ)部位の電子スコープ所見です。
1,2は子供の症例
3,4は大人の症例
1番目が通常の電子スコープ、2番目は電子スコープ特殊光(NBI)の所見(血管が緑色に見えやすくなります。)
3番目は左鼻腔粘膜焼灼前、4番目は左鼻腔粘膜焼灼後の所見です。